田邊 裕貴動画にしようか迷われている、動画制作が初めての方に向けて解説した記事です!
「この内容で動画にしようか…どうしよう?」と迷ったことはありませんか?
そんな「どっちにしようか迷う」「動画もセットで作りか迷う」こと、最近多いのではないでしょうか。
この記事では、テキスト+写真(PDF・パワポ)と動画それぞれのメリット・デメリットを整理して、「どんなときに動画が選ばれるのか」を実際の制作事例も交えながら解説してみようと思います。
- テキスト+写真(PDF・パワポ)のメリット・デメリット
- 動画のメリット・デメリット
- 動画にするかどうかの判断基準
- 実際の制作事例の紹介
■ 記事の信頼性
この記事を書いている私は、アニメーション制作をして7年目。
企業アニメーションを中心に制作しています。
個人デザイナーとして活動し、企業や官公庁の多数の制作実績があります。
テキスト+写真(PDF・パワポ資料)のメリット・デメリット
まずは普段よく見かけるPDFやパワポ形式の資料のメリット・デメリットから考えていきます。
動画と比較することで、改めてわかる良い点もあります。
メリット
普段社内の会議用にパワーポイントで資料を作られる方も多いと思います。
作りやすいので、こだわらなければ時間やコストもかかりません。
社内で完結するのも大きな強みです。
気になる箇所に戻ったり、特定の情報を探したりしやすいです。
マニュアルや契約書など、手元に置いて何度も参照するものには向いています。
特定の文字をすぐ検索できるので、該当箇所を探すのにとても便利。
個人的に動画にないすごく良いメリットだと思っています。
文章で丁寧に説明が必要な内容や、テキストに限らず数値・データを細かく、沢山載せたいときはPDF資料が向いています。
動画もできますが時間が伸びてしまうため、情報量には制限が出てきます。
冊子や配布物として使う場合は、PDFやパワポだとすぐに印刷ができるためそのまま活用できます。
動画では印刷して使うことはできないですからね。
デメリット
これが皆さん一番気にされるところかと思います。
どれだけ丁寧に作っても、「ちゃんと読んでくれるかどうか」はわかりません。
「テキストだと、誰も見ないんじゃない?」と感じる人も多いのではないでしょうか?
「活字離れ」がよく言われていますが、インターネットやスマホの普及で文字を読む機会が減ったためか、特に長文が読まれにくくなっているように感じます。
「タイパ(タイムパフォーマンス)」という言葉もよく聞きますが、早く効率的に情報を得ようとする傾向にあるため、文字を落ち着いてゆっくり読めなくなってきているのでしょうか…😅?
文字と写真だけの場合は、感情やブランドの雰囲気、熱量を伝えることに限界があります。
デザインやイラストのこだわり具合で多少軽減はされると思いますが、例えば採用動画で会社の社内の雰囲気まで伝えようとすると、流石に動画ほどにはならないかと思います。
手順・プロセス・仕組みなど、動きを伴う説明は文字や図解でも限界はあります。
特に制作工程など、「ここの図の少し前がどうなってるか見たい…」みたいなことあったりしませんか?
実際の様子を見せる必要がある場合、動画の方が伝わりやすいと思います。
動画のメリット・デメリット
続いて動画のメリット・デメリットを見ていきます。
もちろん動画もメリットだけではありません。
メリット
例えば「全く興味ないこと」があったとして、動画で流れていれば何となく見れてしまうけど、それが文章になっていたら見ないのではないでしょうか?
またYoutubeで特に興味ない動画を見て時間を無駄にしてしまうことはあっても、「特に興味ない本を読んでいて時間を無駄にしてしまった…」ということ聞かなくないですか?(人によってはあるかもしれないですが!)
また人間は本能的に動くものを自然と目で追ってしまうそうです。(ネットで調べてみるとすぐ理由が出てくるかと思います!)これも動画が見られやすい理由の一つにあるのではないでしょうか。
“動画は受け身で見られるメディア”でもあるので、文章と違い「見ようとしなくても伝わってくる」のが強み。忙しい人や、それほど興味のない人の目にも届く可能性も出てきます。
サービスの使い方、仕組みの解説、手順の説明など、「動きや実際の様子」を見せることで直感的に理解してもらいやすくなります。
言葉で伝えきれない情報が「動きや実際の様子の動画」の中には詰まっているので、伝わりやすさに差が出てくるのだと思います。
「実際の人物が語る」「実際の会社の中を見せる」ことで、会社の雰囲気や商品の世界観、熱量を伝えることができます。
また音楽・声・アニメーションは、PDF資料にはない表現手段になります。
これも最近の動画化する大きな理由の一つではないでしょうか?
動画コンテンツはSNSでの拡散力が高く、ホームページへの掲載でも滞在時間が伸びやすい傾向があります。それにより一つ目のメリットでも書いていますが、それほど興味のない人にも認知が広がる可能性も出てきます。
デメリット
とにかく作るのが大変…😅
急ぎでない限り、確認作業も含め1ヶ月はかかり、2〜3ヶ月かかることもよくあります。
簡単なものでしたらアプリなどで、コストを抑えて制作可能です。
ただ複雑なものやこだわって制作する場合は、予算と日程の確保が必要です。
情報が変わった際に、資料なら簡単に修正できますが、特に撮影動画は作り直しになるケースもあります。頻繁に内容が変わるものは注意が必要です。
ただアニメーションの場合は、細かな修正でしたら比較的簡単にできます。
音が出せない場所や、通信環境が悪い場所では視聴が難しいこともあるので、字幕を入れるなどの工夫が必要です。
また動画は、PDF資料よりギガ(データ通信量)を消費するため、嫌がられて見られない懸念もあります。
動画を見返した時「どの部分だっけ?」となること多くないですか?
動画内の特定のキーワードをすぐに探すことはできませんので、マニュアルなどよく見返すものは不向きな場合があります。
Youtubeのようにチャプター(目次)機能がついている場合もありますが、細かく探すことは限界があります。
動画にするかどうかの判断基準
ここからが今回の本題「動画にするかどうかの判断基準」。
よく動画が採用される4つのケースをご紹介します。
情報をどうしたいのか、つまり目的と、先ほど紹介したメリット・デメリットを比較することで見えてきます。
ケース1:もっと伝えたい — サービス・会社説明動画
複雑なサービスの仕組みや事業形態、また目に見えないシステムの説明は、文字と図だけでは限界があります。特に、初めて聞く人に一から説明するような内容は、アニメーションで「流れ」として見せることで格段に伝わりやすくなります。
長過ぎると資料PDF同様に見られなくなる可能性もあり、その点注意が必要です。
また見る側のギガ消費も増えるため、容易にわかる内容でしたら、わざわざ動画化する必要性はないようにも感じます。
一方サービス説明動画は、Webサイトに埋め込まれることもあり、「営業ツール」や「広告」的な目的で使われることもあります。そうした場合、興味を惹く必要もあるため、動画の持つメリットが活きてきます。
Webサイトやテキストでは不十分に感じている。
「もっとわかりやすく伝えたい、もっと良さを伝えたい」と思っている。


ケース2:説明が手間 — マニュアル・社内研修動画
新人研修や操作マニュアルなど、分かりにくく説明が必要な内容を動画化すると、説明コストや時間が削減できます。「一度作れば何度でも使える」のが動画の大きなメリットです。
また使う側も理解しやすく、文字を読み込む手間も省け、効率化も図れる可能性もあります。
一般ユーザーがしようする場合は、商品のサービス向上にも繋がるでしょう。
ただこのケースは必ず動画化すれば必ず良くなるとは言い切れないと思います。
前述したように見たい箇所を探すのに時間がかかる可能性はありますし、文章で理解できるのでしたら必ずしも動画化する必要はないように思います。
頻繁に修正が入るかどうかも考慮し、総合して判断が必要になるケースです。
テキストと写真だけではなかなか理解してもらえない。
直接説明すれば伝わるが、手間がかかり過ぎる。
ケース3:雰囲気を伝えたい — 採用動画
採用ページに掲載するコンテンツや、会社の雰囲気を伝えたいときは、動画の方が圧倒的に伝わります。
テキストで書かれた「アットホームな職場です」より、実際の雰囲気が伝わる実写動画の方が、候補者の心に残ります。
アニメーションは実写と併せて、複雑な人事制度や説明しづらい事業内容の説明などによく使われます。
テキストと写真だけで会社の雰囲気や社員の熱意が伝わっているか手応えがない。
もっとダイレクトに伝えたい。
ケース4:認知拡大したい — WebCM・SNS動画
認知を拡大したいのでしたら、今動画化は必須っと言っても良いような状況です。
静止画に比べて、動く動画はSNSのタイムラインで目に止まりやすいです。
数秒で興味を引けるかどうかが勝負のWebCMや広告素材は、動画が圧倒的に有利です。
このケース関しては、広告運用やSNS運用とも合わせて考える必要も出てきます。
動画の方が拡散力はありますが、静止画という選択肢もあり得るでしょう。
もっと認知拡大したい!
迷ったら質問ください。
「動画にするか、資料にするか」の判断は、目的・ターゲット・予算によって変わります。
「動画にした方がいい」ということもありますし、どちらが絶対に正解と言い切れないこともあるかもしれません。
ただ「これをもっとわかりやすく伝えたい」「毎回の説明が大変」「もっと多くの人に届けたい」…そんな気持ちがあるときは、動画化を検討するサインかもしれません。
- テキストや写真だけでは伝わらない…
- 説明の手間を省きたい…
- もっと認知拡大したい…
「動画にしてみようかな」と思い始めたら、まずは気軽にご相談ください。
どんな動画が向いているか、どのくらいの費用感になるか、一緒に整理するところからお付き合いします。アイデアの段階でも全然問題ありません!
「こんな動画が作りたい!」という声を、お待ちしています。

















