田邊 裕貴「生成AI動画が実際のお仕事に使えるのか」検証してみました!
実際に作ってみた作例もご紹介します。
生成AIを使用した動画を見る機会が増えてきました。
「ビジネス系のアニメーション制作に使える?」と気になっている方も多いかと思います。
今回は実際に生成AI動画を使用した作例を用いて「実際のアニメーション制作に使えるか」「どのような活用方法があるか」「使用する際の課題」について解説してみようと思います。
- 生成AIを使った実際の作例と制作工程
- 実際のアニメーション制作に使えるか
- どのような活用方法があるか
- 生成AIを使用する際の課題
■ 記事の信頼性
この記事を書いている私は、アニメーション制作をして7年目。
企業アニメーションを中心に制作しています。
個人デザイナーとして活動し、企業や官公庁の多数の制作実績があります。
まずは実際の動画をご覧ください
まずは私の写真を使った生成AIの事例。
実際にプレゼンしているわけではなく、実物とも違います😁
こちらは知人の女性写真を使用した生成AIの事例です。
台湾ビールが好きなため、台湾ビールを紹介してもらいました。
制作工程(ワークフロー)の解説
作例見てどう感じました?
一見すると、かなりクオリティが高いですよね?
実は、全て生成AIで作った訳ではなく、私も手を加えたハイブリット式です。
実際の工程をご紹介していきます!
1本目の制作フロー
1本目は画像・動画生成共に結構手こずりました…
まずは画像を生成します。
元の写真と生成する写真に差があるので手こずりました…
生成した画像は私で少し調整を加えました。




画像を元に動画を作ります。
ほんの少し日本語が変ですが、台詞も考えて喋らせています!
今回はGoogleのVeo3を使用しました。
私が動画内のモニターに表示するモーショングラフィックスを制作。
最後に画面内のモニターに合成して完成させました!
2本目の制作フロー
2本目は画像・動画生成共にかなりスムーズでした。
元写真と制作するものが近いと制作がしやすいようです。
台詞もAIを使って考えています。
まずは画像を生成します。
これは簡単にできたので驚きました。




画像を元に動画を作ります。
同じくGoogleのVeo3を使用しました。
台詞はChatGPTを使い、知人女性の出身地に合わせ博多弁で考えました。
実はこの博多弁は少しだけ違和感があるそうです😅
生成した動画を切り抜きます。
切り抜いた動画に合わせながら、私が動画に合わせるモーショングラフィックスを制作。
切り抜いた動画にも動きをつけて完成!
【検証】キャラクターを使ったアニメーション
次にキャラクターを使ったアニメーション動画に生成AIが使えるのか検証してみました。
動画(AI)+キャラクター&編集(人間)
先ほどの女性の写真を元にパソコン作業をしながら話をしている動画を生成。
その他は私が作成したキャラクターにアニメーションを付け、最後に合成しています。
動画&キャラクター(AI)+キャラクターアニメーション&編集(人間)
私がキャラクターのラフを制作、その後AIを使用し仕上げています。
まさにAIと共同制作で、「このような使い方もありだな」と気付きがありました!
最終的に動き付けのために必要なパーツ画像を3枚生成し、手動で動き付けをしたものと動画を合成して仕上げています。










動画&キャラクター&アニメーション(AI)+編集(人間)


次の検証は「アニメーションもAIに作ってもらうとどうなるか?」です。
左の画像をまず作成し、AIで動きを付けてみました。
結論悪くはないのですが、ネクタイが短くなてしまったり意図しない動きをしたりとなかなか上手くいきませんでした。
この動きを実際に作ろうとするとかなり大変なので、また今後改善されるとかなり使えるのではないかと思いました。
生成AIの「ここが使える/まだ使えない」
画像の生成技術はかなり精度が高くなっているので、画像は問題なく使えるように思います。
動画に関しては、制作するものによりますが十分使えるレベルになっているのではないでしょうか。
ただネクタイを長いキャラクターなど変わったことをしようとすると、まだちょっと心配がありますね。
あと日本語もだいぶよくなっていますが、偶に変なことを話したりするのでもう1歩といったところでしょうか。この辺りはすぐに改善されそうな気がします。
あとは著作権の問題。
よく生成AIのサイト内で課金すれば「商用利用OK」と書かれているのですが、問題あれば自己責任という前提かと思うので、ここは慎重に決定をする必要があります。
結論:AI × プロの「ハイブリッド制作」
結論としてはAIに全部任せるよりは、人の手も加えたハイブリット制作がいいのではと思います。
そもそも今回ハイブリットの事例しかなかったですが…😅
現段階では人の手で調整が必要といった意味合いもあるのですが、それだけではありません。
AIが得意な部分はAIに任せ、上手く組み合わせることで制作する動画のクオリティや深みが増します。
どうAIを使うかは、やはりプロの判断が必要になってくるかと思います。
- 商用利用問題ないか?
- 著作権に問題ないか?
- AIが得意な部分を見極め、どう使うか判断する
- AI × プロの「ハイブリッド制作」
以上になりますが、如何でしたでしょうか?
実例もお見せしましたが、台湾ビールを紹介した動画なんかは凄い良い感じに思っています🙆
「AI使って動画作ってみたい!」という方もご相談に乗りますので、お気軽にお問い合わせ頂ければと思います!
「こんな動画が作りたい!」という声を、お待ちしています。









