「見積依頼の時に何を伝えればいいの?」「アニメーション制作の見積依頼の仕方がわからない!」こういった疑問に答えます。
アニメーション制作の見積りには事前に何を伝えれば良いのかご存知でしょうか?
この記事では、アニメーション制作依頼をしたことがない方へ向けて、見積りに必要な項目をご説明します。また何もわからない方のために、おすすめのアニメーション制作見積依頼の仕方もご紹介します。
この記事を読めば、アニメーション制作の見積もり依頼時、後から何度も社内で確認するといったことが減るはずです。
■ 記事の信頼性
この記事を書いている私は、アニメーション制作をして6年目。
企業アニメーションを中心に制作しています。
個人デザイナーとして活動し、企業や官公庁の多数の制作実績があります。
アニメーション制作の金額は何で決まるのか?
アニメーションの見積り金額を出す際に、最低限決めないといけないことがあります。
早速その内容を見ていきましょう!
アニメーション動画の長さ
制作したいアニメーション動画の長さ、つまり時間が見積りに必要不可欠です。
アニメーションはカメラで撮影する動画と違い、長くなればなるほど手間と時間がかかります。「15秒の商品CM」「2分程度の商品説明動画」といった具合に、見積りの際には伝えるようにしてください。
どうしても時間内に収まらず、大きく時間が延びてしまう場合は、見積り金額の見直しとなるのが一般的だと思います。
アニメーションの表現
長さの次に重要なのが、作りたいアニメーションの表現です。
アニメーションの中でも、作りやすいものと、作るのが大変なものがあります。わかりやすく言い換えると「パワーポイントのスライドショー」に近いものほど作りやすく、テレビアニメのようなものほど作るのが大変になります。
アニメーション表現の種類について知りたい方はこちらの記事もご覧ください!
イメージの伝え方としては、Youtubeなどで完成イメージに近い動画を探し、見積り依頼の際にURLを送る方法です。アニメーションの参考イメージを探すのは慣れていないと難しいかもしれません。
「探し方がわからない!」「そもそも完成イメージが無い!」という方は、後ほど他の方法をご説明しますね。
その他
アニメーション見積りで必ず必要なのは、「アニメーション動画の長さ」「アニメーション表現」です。最低この2つがあれば、おおよその見積り金額は出てくるかと思います。
その他にも見積りに関係する項目はあるので、いくつか挙げていきます。
ナレーションの有無
ナレーションが必要かどうかも事前に決めて、見積り依頼時に伝えてください。
大抵はナレーションありで作りますね。
アニメーション制作の予定
急ぎで作らないといけない場合は、見積り金額に影響することがあります。
特に特急で制作予定の場合は、見積り依頼時に伝えるようにしてください。
シナリオ構成の有無
もしアニメーション構成やナレーション原稿がある場合は、見積り依頼時に渡してください。
何も無い状態から制作するのと、ある程度シナリオ構成が決まっている状態から制作するのでは差があります。 見積り金額に影響することもあるので、準備できる場合は事前に作って渡してください。
特にナレーション原稿が事前にあると、アニメーション動画の長さもわかり、より見積り金額も正確に出すことできます。実際の制作工程も短くなるはずです。
内容に関わる情報
制作するアニメーションの内容に関する資料やWebサイトのURLも見積り依頼時に送ってください。
例えば商品紹介アニメーションを制作したい場合、見積り依頼の際に商品情報があれば「この内容だと3分に収まらないな」「違ったアニメーション表現の方がいいのでは?」といった判断材料になります。
アニメーション見積り依頼が初めてで何もわからない場合は?
「初めてでも何もわからない!」という方もいると思います。
正直アニメーションがどのくらいの長さになるかは判断が難しく、参考動画を探すのも慣れていないと難易度高いと思います。何もわからないという方に向けて、見積り依頼の進め方を説明します。
アニメーション動画の希望時間を伝える
内容は決まっているけれど、どのくらいの長さになるかわからない場合は、希望の時間を伝えて、その時間に収まるように作りながらシナリオ調整する進め方もあります。
短い時間を希望だと、意外と盛り込める情報は少ないと思っていた方がいいと思います。普段制作していると、「あれもこれも伝えたい」となり、アニメーション時間が延びていくことが多いです。
当初の希望時間に収まらず、かなり時間がオーバーしてしまう場合は、再度見積り金額の相談になるかと思います。
提案してもらう
動画に盛り込みたい内容や情報を全て伝え、アニメーション動画の時間や表現を提案してもらう方法もあるかと思います。
また予算が決まっていれば、その範囲内だったらどのくらいの長さでどのような表現ができるかを提案してもらうこともありです。
見積依頼時に打ち合わせする
アニメーション制作依頼をする可能性が高いのでしたら、見積り依頼時に打ち合わせしながら、アニメーション動画のイメージを模索して、時間も想定して進めるやり方でもいいと思います。
その後見積りを出してもらい、金額が問題なければ実際に制作へ進んでいきます。
あれこれ考えるのが嫌な方は、これが一番手っ取り早いかもしれません。やはり事前に話をしておいた方が、後々認識のずれも生じにくくなるはずです。
まとめ
繰り返しになりますが、アニメーション動画の見積りに最低限必要なのは「アニメーション動画の長さ」「アニメーション表現」です。この2つは事前に考えて伝えてください。
時間も表現も全然わからないという方は、決まっている情報を伝え、提案してもらう形がおすすめです。
私もアニメーション制作していますので、もしアニメーション制作したいということでしたらお気軽にご相談ください。
相談は無料!お気軽にどうぞ。